翻訳とカウンセリング

翻訳とカウンセリング

 

こんばんは。うららです。5月になりゴールデンウィークに突入しました。人混みが苦手な私は、いつもゴールデンウィークにはどこにも行かないので、普段と変わらないと言えば変わらないのですが、でも、今年は何かいつもと違った空気感です。

 

皆さんはどの様にお過ごしですか?

 

私、4年ほど前から近所の大学の社会人向け講座で翻訳を学んでいます。最初は構文を復習しながら短文を訳したりして修行を積んだ後(修行の多い人生です!)短編に挑戦しています。のんびりペースで今で二作品目です。一作品目は「最後の一葉」で有名なアメリカの小説家オー・ヘンリーの作品を、そして今取り組んでいるのは「チャタレイ夫人の恋人」で話題をさらったイギリスの小説家・詩人D・Hロレンスの作品です。

 

翻訳って難しいです。英文を読んで〝感覚〟や〝雰囲気〟で理解できても、それを別の言語である日本語に言語化するのが一苦労です。日本語って普段話しているけれど、感覚や雰囲気や感情をセンスの良いキレイな日本語にすることは、日本人であっても至難の業です。そして、言葉は言葉だけでなく、文章は文章だけでないんです。時代背景はもちろん、文化であったり、宗教であったり、作家の生い立ちや哲学、登場人物への思いや投影等々、いろんな要素が凝縮されています。たった一行を読み解くのに考え込んでしまうこともしばしばです。もちろん私自身の思いや考え方も大いに繁栄されてしまいます。なので、訳す人によってカラーの違う作品になってしまうので、読者も訳者との相性や好みが出てくると思います。時間のかかる大変な作業ですが、手応えがあって良い感じに進んだ(と思えた)時は、何かパズルが合わさってスッキリしっくりした気持ちになって、とっても快感です。でも、私風に訳したとしても、やはり大事なのは〝原文〟です。それは絶対です。作者の意向を尊重して、作者の魂を大事に扱いたいと常に肝に念じています。

 

これって・・・カウンセリングに似ているところがあるなぁ、とふと思いました。クライアントさんからお話をお聴きしますが、〝事実〟であるお話だけをお聴きするのではなく、その奥に潜んでいる問題や裏に隠れている原因を探っていきます。どうやったらその方が楽になれるのだろう、心が軽くなるだろう、と一生懸命に考えます。バラバラのパズルを寄せ集めて根気強く繋げていきます。幸せに向かって真剣勝負です。でも、どうにかするのは私ではなく、クライアントさんです。だから、クライアントさんの思いを尊重して、力を信じています。

 

今、大学は休校中です。再開は9月です。残念ですが、でも、そのおかげで、今はより多くのモニターさんとセッションをさせていただくことができて嬉しく思っています。モニターさんとの時間は私にとって幸せな時間です。私の方が癒されることも多いです。学びもいっぱいです。この経験は宝物です。感謝でいっぱいです。ありがとうございます!

 

私と一緒に幸せになりましょう♡

 

5月度の無料モニター様募集はこちらからどうぞよろしくお願いしますm(_ _)m

 https://uraramor.hatenablog.com/entry/2020/04/19/155319