記念イヤー2019

松の内もとっくに過ぎてしまい、お正月モードからいつの間にか通常の生活パターンの毎日ですね。遅ればせながら、新しい年が皆さまにとって素晴らしい年となりますようにお祈りします。

 


過ぎ去った2019年、令和元年の昨年は、私にとって大きな変化の年でした。その変化を受け止めて理解して消化するのに時間がかかってしまいました。


でも、その変化は多分、〝お弟子さん制度二期〟のエネルギーからの流れだったと思います。自分の勇気ある行動にビックリしながらも褒めてあげたい、そんな気持ちです。そして、せっかくなので記念としてここに記録を残したいと思います。

 

 

その日はお弟子さん講座の2回目が終わって少しした11月の最後の日、私は父と2人で話をすることになりました。私の生みの母のことを聞くためです。半世紀近い年月が過ぎた今、正直、こんな日が来るとは思っていませんでした。母のことはずっとタブーでした。両親は私が4歳の時に離婚をして、私と三つ下の妹は父に引き取られました。3年後に新しいお母さんが来るまでは祖母が私たち姉妹の面倒を見てくれました。新しい母に妹が2人産まれて若草物語です。いろいろありましたが、生みの母のことは存在自体消えてしまっていて、ずっと思い出すことはありませんでした。


それが、3年前のある出来事が引き金となって、私のインナーチャイルドが目を覚ましてしまったようです。


その時は出て行った母のことが原因だとはわからなくて、無性に寂しかったり、悲しかったり、心が苦しくて仕方ありませんでした。でも、なぜ苦しいのか、その苦しみがどこから来るのか、何が原因でそんな気持ちになるのか、分かりませんでした。今までに経験したことのない感情が溢れてきて戸惑い苦しみ、自分がわからなくなりました。理由がわからないまま1年ほどが過ぎました。


そして私はおかしいのではないかという思いから、ネットで自分の感情を打ち込んで検索し続けた結果、〝カウンセリング〟にたどり着きました。1年と少しの間、週イチのペースで電話カウンセリングを受けました。カウンセラーさんに聴いてもらうことで楽になり、心の仕組みもわかってきました。でも、何かまだスッキリしなくて、またネットに救いを求め、そこでやっと師匠にたどり着きました。去年の6月のことです。一度だけ参加したセミナーの直後にお弟子さん制度の募集がありました。迷わず申し込みました。


母のことを知るのに随分時間がかかってしまいましたが、そういうタイミングだったんだと思います。お弟子さんに参加していなかったら、多分何もわからないまま私の人生は終わっていたと思います。父にその話を聞くのはとても怖かったです。実家に向かっている間中、やっぱり引き返そうか、そう何度も思いながらもハンドルを握り続けました。でも、きっと師匠はじめ〝お弟子さん〟に関わる全ての人やパワーに勇気をもらえたんだと思います。2019年は私にとって特別な年になりました。